11.各種CGIの設定
今度はその中のCGIファイルの設定をしましょう。
設定が必要なのは「config.cgi」と「paint.cgi」の二つのファイルになります。
まずは、CGIをどうやって設定するかを説明します。
CGIは前記しましたが、 ほとんどがPerlという言語で書かれていますが、そのPerlの構成は全て文字です。
ですから、そのPerlを編集するために、テキストエディタを使います。
だから、さっきインストールしたTeraPadを使うことになります。
と、いうわけで、「TeraPad」を起動させましょう。
起動させると、真っ白な状態でファイル名が「無題」となっているはずですね。
ここからCGIを呼び出しましょう。
一番簡単なのは、この画面にCGIファイルをドラッグ&ドロップすることです。
そうすると、CGIファイルを自動的に読み込んでくれます。
とはいえ、ドラッグ&ドロップばかりでは何ですので、普通の呼び出し方をココでは紹介します。
TeraPadの左上にある「ファイル」という場所の「開く」を選びましょう。
すると、このようにファイルのパスを聞いてきます。
おそらく、このレクチャーにちゃんと従っていれば、デスクトップあたりに「cgi-bin」フォルダがあると思いますので、
その「cgi-bin」の場所まで移動してください。
移動すれば、ファイルはあらかたこんな感じになっていると思います。
(この中にはdataフォルダがありませんが、実際はdataフォルダもあるはずです)
ここで、開くファイルを選び、「
開く
」をクリックするか、開くファイルをダブルクリックすれば、
CGIファイルを開くことが出来ます。
簡単ですね。
さて、それでは各種CGIの設定する部分を書いていきたいと思います。
ちなみに、左側に出ているのが行数です。
これを基準に説明しますのでご理解を。
また、#は指示があるもの以外は絶対に消さないでください。
あと、ここに書く物は必要最低限の設定です。
他に変えたいときはよく説明を読み、自己責任で変えるようにしてください。
・config.cgi
13行目「$CFG{ Adminpassword } = '1111';」
これは管理者のパスワードを決めるところです。
デフォルトの管理者パスワードは1111になってます。
これ、ちゃんと変えないと他人に勝手にお絵かき掲示板を管理されることになりますので、
''の中にパスワードを入力してください。
例えば、
$CFG{ Adminpassword } = 'abcdef'
みたいな感じです。
ちなみに、これでパスワードがabcdefとなります。
(自分が覚えやすいパスワードを半角英数字で入れてくださいね。でも、上のようなパスワードはおすすめできません)
28行目「$CFG{ HomepageUrl } = 'http://wondercatstudio.com/';」
これは、「トップ」のように、自分のHPへ戻るアドレスを記入するところです。
HPがCGIと同じサーバーにあれば、相対パスでも構いませんが、基本的には絶対パス推奨です。
相対パス?絶対パス?と思う人がいるかもしれませんが、まぁ、気にしないで下さい。
' 'の中に自分のHPのアドレスを記入してください。
例えば、うちのサイトなら、
$CFG{ HomepageUrl } = 'http://fuduki-s.hp.infoseek.co.jp/;
と、言うようになりますね。
こうすると、お絵かき掲示板の「トップ」で上記のアドレス(うちのサイト)に飛ぶことが出来ます。
ここの赤の場所には自分のHPのアドレスを入力するようにしてください。
35行目「$CFG{ BbsTitle } = 'BBS Note';」
自分のお絵かき掲示板の名前です。
デフォルトは「BBS Note」ですね。
例えば、
$CFG{ BbsTitle } = 'お絵かき掲示板';
と、するとそのお絵かき掲示板のタイトルが「お絵かき掲示板」になります。
赤の部分にはお好みで好きな名前を入れてください。
config.cgiの設定はこんな感じです。
設定し終わったらちゃんとファイルをセーブしましょう。
「ファイル」の「上書き保存」をクリックすればセーブできます。
・paint.cgi
22~31行目
ここでは使うアプレットを選択します。
レクチャーではしぃペインター通常版とプロ版以外ダウンロードしていませんので、
ここでは
'ShipaintBBS'
'PictureBBS'
'BBSPainter'
の、3つの前に#をつけましょう(全角にならないように注意)
# 'ShipaintBBS'
# 'PictureBBS'
# 'BBSPainter'
こんな感じです。TeraPadならば文字が緑色に変わるはずですね。
44、47、50行目
ここでは、描かれた絵の受信byte数の制限を設定するところです。
変更する必要はないですが、ここで設定されたbyte数を超えると絵が放棄されてしまい、
せっかく絵を描いたのに泣きを見る目に遭うときがあります。
(特に、絵が大きくなるとこの現象が起こりやすいです)
個人的には、
44行目
「$CFG{ LimitpaintData } = 300000;」
47行目
「$CFG{ LimitAnimeData } = 500000;」
50行目
「$CFG{ LimitThumbnailData } = 100000;」
くらいに設定すると大体は大丈夫かと思います。
paint.cgiの設定はこんな感じです。
こちらも設定し終わったらちゃんとファイルをセーブしましょう。